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2018年(平成30年)中学受験対策:22期生のみなさんへ~追いこみ学習での「4科目のポイント」(これをやれば必ず志望校合格!)(最新版)(塾生・会員生・中村教室グループ塾生)

4科の学習ポイント

【国語】 過去問を研究して効率のいい勉強を

受験生は秋からいそがしくなるので、効率のよい学習が求められます。それには過去問の研究が効果的です。

過去問では、まず出題形式に注目します。「選択肢」「記述」「選択肢+記述」などがあり、これらを志望校がどのような割合で出しているかを調べます。
選択肢の問題では「正答の選択肢に問題文にない表現が入っている」「誤答の選択肢に問題文のキーワードが入っている」「正答のように見えるが『不適切な一語』が入っている」といったパターンがあります。学校ごとの「くせ」が出やすいので、傾向をとらえます。
記述の問題では字数に各校の特徴が出ます。「20~50字程度」「100字まで」などに加えて、最近は「字数制限なし」という学校も増えています。それぞれに対応した練習が必要です。

読解問題で出題される文(素材文)の分野や量なども確認します。素材文は大きく分けると「説明的な文章」と「文学的な文章」があります。詩や短歌、俳句はここ数年で一度でも出ていれば、関連する知識事項を整理しておきます。

説明的な文章には、説明文や論説文などがあります。説明文は、細部にこだわらず客観的な記述を正確に読み取ります。論説文は、筆者の主張と、根拠を区別しながら読むことを心がけます。

出題傾向の把握は受験生だけでは難しいので、保護者の協力が必要になります。できれば保護者が3年分ほど解いてから、教えてほしいと思います。
国語の場合、第1志望校の過去問を10年分つづけて解いたあとに第2志望校を5年分解くといったように、同じ学校に連続して取り組みましょう。学校との規則性を見つけるのに役に立ちます。

【算数】 標準レベル解く力 演習で必ずつける

算数はできるだけ早めに志望校の過去問にふれてみます。本番までに、どの程度の難易度の問題を解けるようになればいいのか、感触を確かめることが大切だからです。もちろん、この時期に解けなくてもあせる必要はありません、これからのがんばりで十分、対応できるようになります。

重要なのは、すべての単元で標準レベルの問題を確実に解く力をつけることです。模擬試験(模試)でいえば正答率が40~60%の問題にあたり、本番でも最もよく出ます。もし、このレベルの問題でまちがえていたなら、重点的に復習しなければなりません。

受験勉強の道のりを考えたとき、最初のころに取り組んだ内容は理解があやふやになっていることがあります。「角度」や「規則性」のうち、4年生で学んだところなどは、その代表例といえるでしょう。
解法を正確におぼえないまま、何となく解いているケースも少なくありません。改めて復習して正しい解き方を確認することが欠かせません。

計算練習は継続することが重要です。特に、解くときに多くの計算式が入る問題は入試でよく出るので、しっかり練習します。算数を得意としている受験生のなかには、こうしたタイプの問題を暗算で解こうとして、ミスをする人がめだちます。いろいろな学校の過去問を利用して、毎日3題ほど解くのがおすすめです。

標準レベルの問題を解く力がついたら、何度がワンランク上の問題に挑戦。「難しい問題はちょっと……」と気おくれするかもしれませんが、その多くは標準レベルの問題を組み合わせたつくりになっています。基礎がしっかりしていれば、解くための糸口に気がつくでしょう。

【理科】 取り組みは早めに 知識の確認も目標

理科の勉強を本格的に始めるのは秋になってから、という受験生は少なくないようです。そのため、過去問に取り組むのは力がつく12月以降、と指導する塾もあります。でも、秋は学校行事などがあり、その準備や練習で予定通りに勉強がはかどらないかもしれません。過去問の演習を後回しにしておくと、本番までに終えることができない心配があります。

そのようなことがないよう、まだ一通りの学習を終えていなくても、早めに過去問に取りかかることをおすすめします。「過去問は知識を増やすための材料」といった程度の意識でかまいません。点数にこだわらず、まちがえた分野をテキストで見直します。

最近は上位校や難関校の出題で「実験や観測データを考察する問題」がめだちます。こうした問題は、基礎をわかりやすく学べるようにつくられている一般的なテキストには、まずのっていません。取り上げられる実験も、おそらく見たことがないでしょう。対応するには慣れるのが「近道」といえそうです。

ただし、そのために少しでも多く過去問を解かなければ、などと考える必要はありません。初めて見る実験でも、身につけた知識をうまく組み合わせて対応できることがあるからです。過去問の演習の目的に「知識事項の確認」を入れておくと効率よく取り組めそうです。

時事問題への対策も忘れないようにします。来春の入試に向けてマークしておきたいのは「地震」です。震源からの距離や振動が伝わる時間などを計算で求める問題がよく出るので練習しておきます。ノーベル医学生理学賞に選ばれた大隅良典さんと、テーマの「オートファジーのしくみの発見」をおぼえておくのも大事です。

【社会】 知識の習得が大事 他校の問題も活用

他の科目と同じように、この時期からの勉強は、過去問の演習が中心になります。第1志望校や併願校だけでなく、同じようなレベルの学校もふくめて挑戦しましょう。

社会の場合、過去問の演習で出題傾向をおさえることにこだわりすぎないようにするのがポイントといえます。たとえよく出る分野であっても、来春の入試で必ず出るとはかぎりません。本番で傾向がかわったことに気がついて、かえって動揺し、本来の力が出せなくなる受験生もいます。
社会で何よりも重要なのは知識。その補強には受験する学校はもちろん、それ以外の過去問も大いに役立ちます。

社会でのびなやんでいる受験生はまず、公民の知識を増やすことがおすすめです。おぼえるべき事柄がある程度、かぎられているからです。たとえば憲法。9条(戦争の放棄)や14条(法の下の平等)などは暗記しましょう。ただし、受験生にとって公民は抽象的な概念で、身近なものとしてとらえにくい面があります。できることなら、保護者がていねいに説明してあげるといいですね。
地理を苦手とする受験生は「工業」から見直します。入試でよく出るものの、勉強が後回しになりがちな分野です。どの都市でどのような工業が発達しているのかを整理しておぼえましょう。そのあとは農業、地形(山脈、川、平野など)をおさらいします。

歴史は「江戸時代から明治時代」「太平洋戦争の前後」を重点的に勉強します。江戸時代は三大改革の特色、明治時代は大政奉還、廃藩置県などがおこなわれた順序、太平洋戦争は戦前、戦中の流れと、日本国憲法の制定をはじめとする戦後の改革が重要です。

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