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2018年(平成30年)中学合格に近づく算数・国語の勉強のポイント!(上位校向け・中堅校向け)(広島地区・全国版)(最新版)(塾生・会員生・中村教室グループ塾生)

さあ!志望中学校合格に向けてがんばろう!

算数 ~上位校向け~

―単元ごとの理解を深めて力を蓄えれば合格できます

●基本事項がどれくらい固まっているかチェックしてみよう

最初に申し上げたいのは、夏休み前は塾の指示で過去問などの総合問題をやったとしても、その出来をまったく気にする必要はない、ということです。今は単元ごとの基本事項がどれくらい固まっているかを入念にチェックしてみる時期です。塾の基礎固め用のテキストをさかのぼって問題を解いてみるとそれが分かります。すると普段きちんと勉強しているお子さんでも2割か3割くらいは覚えたことが頭から抜けていて、初めて解いたときよりもできなくなってしまっていることも珍しくありません。
御三家などの難関校志望のお子さんでも基礎をおろそかにすることなく、もう一度丁寧に解き直して90%以上は得点できるようにしておきましょう。私の経験では早い時期からやみくもに過去問をやって難関校に合格したお子さんはほぼいません。きちんと単元ごとの理解を深めて力を蓄えたお子さんが合格しているのです。
志望校の過去問に取り組むのは秋からで十分ですが、さまざまな学校の過去問が載っている問題集は工夫すると大いに活用できます。「速さ」「割合」など単元ごとに問題を抽出して、連続的にその問題だけを解くと実に効果的
です。

●他の人がやっていない勉強をすると確実なプラスになります。

塾の授業と宿題で間違えた問題は必ず解き直しをしておきましょう。私は合計3回の解き直しをするようにと授業でお伝えしています。まずその問題を間違えた直後に1回解き直します。その後、ご父母や塾の先生、あるいは家庭教師に解説してもらった後に2回目をやり、最後の3回目はあえて2週間くらい時間をおいてからやるのです。
実際には塾の課題をこなすのが忙しい中で3回目をやるのは相当大変なことで、実行するにはかなり強い気持ちを持って臨まないといけません。しかし、これができれば間違いなくその問題の正解率は上がります。上位校を目標とするのであれば、他の人がやっていない勉強をすることが確実なプラスとなります。ぜひ今からライバルたちに差をつけて合格を勝ち取ってもらいたいです。

算数 ~中堅校向け~

―順番をつけるなら今は「割合」の重要度が1番です。

●「割合」は足踏みしてでもきちんと理解しておこう。

夏休みまでに「割合」の勉強に時間を割いて、完全に自分のものにしておきたいところです。多くの塾で割合は5年生の一学期で習います。算数が苦手、もしくは勉強時間を割いているのに伸びないお子さんの多くはこの時期くらいから壁にぶつかっています
しかし、まだ全くあせる必要はありません。そもそも塾の授業で数回説明を受けて、さらりと演習問題に取り組んだだけで完全に理解することは難しいのですから。ここで腰を落ち着けて、5年生のテキストを引っ張りだしてきてじっくりと問題と向き合ってもらいたいです。分かるまで足踏みしてもかまわない、そんな気持ちを持ってもらっていいと思います。
多少時間がかかても今きちんとやっておくことは逆にとても合理的なのです。入試問題では割合の考え方を使う問題が実に多く出題されるため、秋以降になって苦戦してしまうよりもはるかにいいです。ですから、決して他の単元を軽んじてはいけませんが、あえて順番をつけるなら今は断然割合の重要度が1番です

●「なるほど、そうだったのか!」と思う回数を増やそう。

私は指導していて塾の週例テストや月例テストである程度偏差値の高いお子さんでも、これから先の勉強に不安を感じてしまうことがあります。お子さんが習った公式や解き方を思い出して、単純にあてはめて解こうとしている場面を見たときに思うのです。このままの解き方をしていると問題がちょっとでも複雑になったり、少しひねられたりするだけで、もうお手上げの状態となってしまいかねません。
そこで復習はやみくもに問題の数をこなすのではなく、問題は少なくてもいいので「なぜこれで解けるのか」を一問一問確認しながら丁寧に解くことをお勧めしています。ご父母や家庭教師が寄り添ってあげられるとなおいいですね。
塾で習った解き方の意味が完全には腑に落ちていない“何となくの理解”で問題を解いているお子さんは相当数いると感じています。私の経験では、そういうお子さんは頭の中のモヤモヤを払ってあげるとガラリと変わります。「なるほど、そうだったのか!」と思える回数を少しでも増やしてあげられれば、それをきっかけに今後はお子さんのほうからいろいろな質問が出てくることもあります。そうなればしめたもので、きっとお子さんが明るい表情をする機会が多くなっていくことでしょう。

国語 ~上位校向け~

―間違えた問題を掘り下げて考えることで実力がつきます。

●敵を知るために古い年度の過去問をやってみよう。

私は早い時期から過去問を活用して指導しているのですが、家庭でもぜひ今から積極的にやってもらいたいです。この時期に過去問はまだ早い、と思われるかもしれませんが、上位校志望の受験生にとってはまず“敵を知る”ことがとても重要なのです。もちろん秋からの本格的な過去問演習のためにも全部やってしまわず残しておきたいので、今は持っている過去問題集で1番古い年度のものを解きます。第一志望校から第三志望校くらいまでの過去問を時間は気にせず解いてみましょう。そして受験者平均点の半分でも得点できたら、大いに自信にしてもらいたいです。
実際の入試問題はすごく難しいというイメージがあると思いますが、国語は他の教科と違って自分が思っているよりも「おっ、できた!」という手応えを感じられることも多いのです。要は今の段階である程度の志望校の出題傾向と○が取れたという自信をつかんでもらいたい
のです。

●赤ペンで正答を書き写すだけの見直しから一歩先に進もう。

テストや塾の宿題の見直しはどのようにしていますか?もし間違えた解答の脇に赤ペンで正答を書き写しているだけだとしたら、とてももったいないことです。
私の経験上、お子さんは見直しをするよりも新しい問題に取り組みたがるものです。しかし、ここはぐっとこらえてもう一度やり直してみましょう。間違えた問題を深く掘り下げて考えることは非常に大切で、少々我慢してでもやるだけの価値があります。例えば選択肢の問題では単に正解の選択肢を選ぶだけでなく、間違いの選択肢のどこが本文と食い違っているのかまで丁寧に突き詰めます。記述問題はご父母が大人の眼で見ておかしいと思うところだけでも指摘してあげて、もう一回書き直してみるのです。国語で偏差値55~60くらいの成績を残せているお子さんがもう一段レベルアップできるかどうかは、どれだけ間違えた問題を真剣にやり直せるかがカギを握っています

国語 ~中堅校向け~

―見ること聞くことの一つひとつが実力に変わります。

●音読はご父母と一文ずつ交互に読むとリズムが出てきます。

まず、漢字や語句、ことわざなどの知識分野の強化を目標にしてみましょう。具体的な取り組み方として、私は間違いノートを作ることをお勧めしています。間違いを書き出して“残しておく”ことが大切で、3か月間ほど続けてから見直せば何より効果的な学習になります。
次に、読解力を高めるための勉強法ですが、まずはきちんと文章を音読してもらいたいです。読むことにすごく抵抗感があるなら、ご父母と一文ごとに交互に読んでみるといいです。リズムが出ますし、意味の分からない語句をご父母がその場で教えてあげることもできます。そしてある程度読めたらほめてあげてほしいです。例えば、物語文のセリフなどを「うまいね」などと言ってあげるとお子さんは乗ってきます。
国語でかなり苦戦しているお子さんは、現時点で押さえとして考えている学校の過去問をやってみて下さい。説明文と物語文とでお子さんが普段得点できている方をやります。ご父母がなるべく易しい文章、あるいは説明しやすい文章を選んであげるといいです。やってみると案外塾の組分けテストや模擬試験よりも取れるものです。そこで実際の入試問題で○が取れたことを自信にして下さい。1つでもの2つでも○があればとてもすごいことなのですから、苦手意識を払しょくして前向きになってもらいたいです

●欲張らず1日1つを目安に表現力と語い力をつけましょう。

中学受験における国語の出来は、お子さんの精神面の成長度合いにも左右されます。ある双子の兄弟を指導したときの印象的なエピソードがあります。その兄弟がクリスマスの日、朝起きたら枕元にプレゼントが置いてあったそうです。弟さんはすぐに「父親からもらった」と私に言いました。一方、お兄さんはサンタクロースがいないことは知っているけど、父親が喜ばせようとプレゼントを置いてくれたのだから“いると信じているふりをした”と私に教えてくれました。読者のみなさんはすでにお察しかも知れませんが、お兄さんは物語文の特に心情理解の問題を得意にしていました。
ここで私が申し上げたいのは、今の国語の偏差値や得点の差は必ずしもセンスのあるなしによるものではないということです。これからの勉強で見ることや聞くことの一つひとつが経験となって、複雑な心情の変化も理解できるようになりますから安心してもらいたいのです。そのための表現力や語い力を養う取り組みは家庭でも少しの意識でできるものもあります。日常会話や一緒にテレビを観ているときに耳慣れない表現や語句が出てきたら、その場で意味を教えてあげてほしいです。あまり欲張らず「1日1つ」を目安にするのがコツで、着実な積み重ねが確かな実力となっていきます

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