中学入試によく出る本
興味のある分野の本から手にとってみよう
夏は夏期講習で手いっぱいかもしれません。でも、ちょっとした時間を利用して、中学入試によく出る作品にふれておくのも受験対策のひとつになります。
「読書」というと、エーッ、時間が取れないと思うかもしれませんが、好きなジャンルのものなら気軽に読めます。科学やスポーツ、動物など、リストから自分で読めそうな一冊を探してみましょう。お母さんと一緒に読んで、いろんな感想を話し合うのも親子のコミュニケーションにつながるでしょう。
また、読書感想文の宿題があるなら、この機会を利用します。
「受験校で出そう」と考えるのでなく、読解の力にこんなレベルが求められているということを実感することが大事です。最近の中学入試では、引用文が長くなる傾向があります。一冊を読み通したことは、秋からの勉強にも大きな自信につながります。
読書好きな人は読み取りの練習も
一方、本好きな人は、読みながら読解の練習もしてはどうでしょう。
物語文や随筆文では登場人物の心情や場面の様子、説明文・論説文では筆者の意見や、なぜそうなるのかの理由を考えながら読み進めます。
実際の入試では、「文章に書かれていることをまとめなさい」という設問だけでなく、「筆者の考え・意見に対して、自分ならどう考えるか書きなさい」という設問が目立ってきています。読みながら、自分の考えをまとめてみるのも有効です
| 作者 | 主な作品 |
| 重松 清 | エイジ(朝日新聞社・朝日文庫)、半パン・デイス(講談社・講談社文庫)、 きよしこ(新潮文庫)、その日のまえに(文芸春秋)、青い鳥(新潮文庫) |
| 日高 敏隆 | 動物の言い分 人間の言い分(角川書店・角川oneテーマ21) |
| 森 絵都 | リズム(講談社)、カラフル(理論社)、ダイブ(角川文庫) |
| 阿部 夏丸 | 泣けない魚たち(ブロンズ社)、峰雲へ(小学館) |
| 工藤 直子 | ライオンのしっぽ(大日本図書)、まるごと好きです(筑摩書房・集英社新書) |
| 養老 孟司 | 解剖学教室へようこそ(筑摩書房・ちくまプリマーブックス)、 いちばん大事なこと(集英社・集英社新書) |
| 伊集院 静 | 機関車先生(講談社・講談社文庫)、ぼくのボールが君に届けば(講談社) |
| 内藤 隆一郎 | 朝の音(朝日新聞社)、大づち小づち(河出書房新社) |
| あさのあつこ | バッテリー(教育画劇・角川書店・角川文庫) |
| 外山 滋比古 | 思考の整理学(筑摩書房・ちくま文庫)、 新編」ことばの作法-心を伝える“ひと言”の知恵(PHP研究所・PHP文庫) |
| 河合 隼雄 | こころの処方箋(新潮社・新潮文庫)、 対話する人間(講談社・講談社プラスアルファ文庫) |
| 池田 晶子 | 14歳からの哲学-考えるための教科書(トランスビュー)、14歳の君へ(毎日新聞社) |
| 竹内 真 | 自転車少年記(新潮社) |
| 梨木 香歩 | 西の魔女が死んだ(新潮社・新潮文庫)、村田エフェンディ滞土録(角川書店) |
| 手塚 治虫 | ガラスの地球を救え(光文社・知恵の森文庫) |
| 青木 和雄 | 児童書版 ハッピーバースデー命がかがやく瞬間、 ハートボイス、ハードル(金の星社) |




