お知らせ

きみたちの将来~グローバル社会で生きていくために?なぜ受験勉強をするのですか?(第1回~9回)(塾生・会員生・中村教室グループ塾生・保護者共通)

なぜ受験勉強をするのかを考えるヒントにしてください。

第9回

人間のDNAの個人差はわずか0.1%しかない。髪や瞳の色、性格、病気のリスクなど、人間のあらゆる個人差は、この0.1%が生み出している。逆にいうと、欧米人やアフリカ人、中国人、日本人など世界中の人が99.9%同じということ。日本人同士もほとんど違いはない。
両親が優秀だと子どもも優秀とか、先祖のDNAが立派だから子孫が立派、あるいはダメだったから子孫もダメということはない。隣の人とほとんど違いがないんだから。なぜ差がつくかといえば、間違いなく努力だ。
いつになったらDNAのランプに灯がともるのか、だれにもわからない。明日かもしれないし、1年後、10年後、あるいは死ぬ直前かもしれない。灯は一生懸命に努力している人にしかともらない。いったん努力を止めると、永遠に灯がともることはない。それまでの努力もすべて水泡に帰してしまう。

努力でDNAのランプに灯を

せっかく立派なDNAを持っているのだから、灯がともるまで努力をやめてはいけない。どんなに苦しくても毎日努力してほしい。私の60年以上の人生からいっても、間違いない真実だ。
小さいとき、自分の小さな窓からまわりを見て、信用、信頼を壊さないように、一生懸命にやってきた。みなさんが自分の将来を考えているのなら、信用、信頼が得られる人間になってほしい。言われたことはきちんとやり、まわりの期待を裏切らない。それを続けていれば、次から次に仕事がきて、いろいろな景色が見えてくる。さらに信用を得るべく努力するうちに、必ず灯がともる。
ちっともランプがつかないから、途中で努力をやめてしまう人が多い。1回努力をやめてしまうと、楽だから次々に努力をやめてしまう。しかし、努力を続ける人しか成長はしないし、望み通りの人生は送れない。
努力を継続して、信頼される人間になってほしい。わからないかもしれないが、信用はお金では買えない勉強も同じだ。優秀なDNAを無駄にしないためにも、一生懸命に毎日努力を続けてほしい。

第8回

どの国でも、自国の政策について、国内でほめ合うことはあります。ただ、日本は目は口ほどに物を言うじゃないですが、詳しく聞かなくても何となくお互いにわかり合える、仲間だから正しい、という雰囲気があります。
世界から発信されるニュースの中身が、日本だけ偏っている気がします。日本にとって都合よく焼き直している恐れがあります。だから世界から日本の情報公開度が下がっていると言われています。政治家は必死に否定しますが、現状をみると、各メディアとも安倍晋三首相に批判的な記事はあまり載せません。

メディアは、おかしいことをおかしいと言わなくてはいけません。政府の言うことは正しい、それ以外は報道しないとなると、70年以上前の大本営発表のようになってしまいます。
心臓(日本の経済)が止まりそうなのに、日本銀行によるマイナス金利などの「カンフル注射」を打ち続けていただ、心臓がおかしくなってしまいます。そもそも打ち続けて効かないものが「カンフル注射」といえるのか。だれもそういうことにも疑問を持たないし、持ったとしても報じようとしません。

公平な目で知識をつけよう

情報は公平に報道しなければいけませんほかの国に対しては強く大声でいうけれども、自国については都合のよいことばかりいっているようではグローバル化なんてできません。海外の国から見たら、どうして日本人は平然とした顔をして、人のことばかり批判しているのか、となってしまいます
沖縄返還時の条約上の密約についても、政府は「ない」といっていましたが、海外の情報公開で新事実が出てきてしまう。海外から見たら、日本人はそんなことも知らないのか、知った上で知らないふりをしているのなら厚顔無恥で許し難い、と国際信用を失ってしまう。
外国から信用されるためには、日本の国の歴史なり、国の政策なりについて、よいことはよい、悪いことは悪い、と公平な形でみて知識を持つことが大切です。選挙権を持つ若い高校生や大学生と一緒に、大人たちもしっかり勉強しなくてはいけません。

第7回

小中学生のころは一生懸命に日本のことを勉強してほしいと思います。いわば基礎の部分です。日本はどういう国なのか、誇るべき文化は何か。海外の人から聞かれたときに、日本のことを知らないと話もできません。
そうして高校、大学生になったら、海外のことを一生懸命に勉強してほしい。できたら新聞やテレビだけではなくて、実際に海外に行って経験してほしい。その経験談を小中学生に話してほしいです
国民全体がそういう気持ちになって、グローバリゼーションを進めていかないと、世界の常識から取り残されてしまいます。世界の常識、情報を絶えず新しく豊かにしていってほしいです。
英語圏に住む人は意識しなくても情報が入ってきますが、日本語圏は意識しないと入ってきません。外国語をきちっと日本語に翻訳する力がある人はいるのだから、大人たちは努力しないとだめです。海外で日本や日本の経済政策がどう評価されているのか、伝えないといけません。

まずは日本のことを勉強

日本は物質的なグローバリゼーションは本当に進んでいます。でも、情報や心、精神はそうではありません。遅れています。情報や心のグローバル化は自分の若い時代とほとんど変わっていません。当時はテレビも少なく、インターネットもありませんでした。日本だけではなく世界中がそうでした。今は世界中にネットもテレビもあります。
世界中で情報のグローバル化が進む中、日本だけ変わらないと、日本だけ特別なことをやっているように思われてしまいます。日本人だけがよくやった、と内輪でほめ合っている。成功した、よかった、と言い合っている。外から見たら、日本人は仲間どうしで何をやっているんだ、大丈夫なのか、となってしまいます。
小中高生のみなさんはもっと勉強しないといけないと思ってもらいたい。自分たちが大人になったときに、自分たちの子どもにはきちんと話ができるように。グローバリゼーションの中で、自分はこんなに活躍しているよ、日本はこんなよい国になっているよ、と言えるように。今からでも遅くない。勉強しましょう。

第6回

国や地域には独特のにおいがあるものです。日本から出たことがない人はどこも変わらないと思うかもしれませんが、違います。初めて海外旅行をした時、ドイツの空港では強いバターのにおいに驚きました。韓国の飛行機に乗っただけでニンニクがぷーんとにおいました。アフリカはなんとなくほこりっぽいにおいがする。日本に戻ってくると、しょうゆの強いにおいを実感しました
こういう感覚は経験がないと分からない。世界を知る上で体験は非常に大切なことです。同じ中国でも北と南、西と東では気温も数十度違うし、食べ物も生活も違う。アフリカといっても西海岸と東海岸ではまったく違う。世界は広い
日本はすばらしいと、良いことばかり書く新聞が多いが、それがすべて正しいわけではありません。よその国も良いことがあるし、悪いこともある。良い人もいるし、悪い人もいます。
中国の人口は日本の10倍以上だから、当然、悪い人も10倍いる。良い人も10倍ぐらいいます。たまたま悪い人に当たってしまうと、中国は嫌いとなってしまう。でも、良い人に当たった人は、中国は良い、という印象になります

行ってみないとわからない

世界中、みんな同じ人間です。アフリカでも中近東でも良い人もいれば、悪い人もいます。そういうことも、実際に海外に行ってみないとわからない。だから、日本の新聞やテレビだけ見ていたらダメです。高校生、大学生になったら、海外の新聞や書物に関心を持った方が良い。日本人としか付き合わないと、窓が広がりません
また、父さん、母さんとばかり話をしないで、できるだけ外で友だちと遊び、子ども同士の価値観、習慣を身につけていくことも大切です。海外に行けるようになったら、海外の同世代の若者がどういう生活を送っているのか、ちゃんと自分の目で見た方がいい。そうしないと、あの国の人は日本人より優れているとか、あの国の人間は悪人ばかりだとか、実際は知らないのに勝手に劣等感や優越感を持ったりしてしまうことがよくあります

第5回

外国語について心配する人がいますが、言葉を身につけたかったら、海外に行くことです。海外の人と付き合って、海外のテレビを見て、新聞を読んで、日本語をしゃべる時間が少ないところにいけば、絶対にしゃべることができるようになります
アメリカ(米国)に住んだら、英語がしゃべれないと食べることもできないし、電車にも乗れないから、必死に覚えます。本当に語学を学ぼうと思ったら、高校生、大学生のときに数ヶ月でも海外に行ってください。海外に行く機会はいくらでもあります

英語を覚えるなら海外へ

いまやるべきことは、日本で勉強できることをしっかりやることです。例えば、赤ちゃんはママ、パパのように同じ言葉を繰り返しているうちに、しゃべれるようになります。英語も同じです。
中学生になって英語を学ぶようになったら、教科書を1ページ目からすべて覚えてしまう。どうやって覚えるかといえば、とにかく毎日のように、短い文章で良いので、必ず繰り返して読むことです。50回でも100回でもやる。毎日、1ページ目から読んでいく。何回も読んでいたら自然と覚えます。毎日やっていると、英語と意識しなくなってきます。
発音だけ間違わないように先生に聞くなり、CDを使うなりして、正しい発音を覚えてください。1年生の教科書を1冊全部覚えてたら、英語の会話でほとんど苦労はしません
1年間たてば、大人より、大学生よりしゃべれるようになります

第4回

洋服や食料、石油など外国との付き合いなくして、生活は1日たりとも成り立ちません。では、みなさんの心の中や知識はグローバリゼーションになっているでしょうか。心は鎖国状態になっていないでしょうか。
窓を開けて、みなさんの知識も世界に向かって広がっているでしょうか
。それには新聞もですが、色んな国の本を読むことです読書というのは、時間と空間を越えて、世界中の人と話をすることができます
『チボー家の人々』『罪と罰』『戦争と平和』など、さまざまな本を通して、何百年前の色んな国や色んな人々と対話ができるのは、読書の喜びです。
小学生のころ、私はマンガも読みましたが、中学生になると、世界の偉人物語や世界少年少女文学全集を随分読みました。私の家の中には、いっぱい本があるので、次から次に読んでいきました。

学校帰りに1冊の本を

そして、毎日本屋に行きました。
みなさんは学校帰りに本屋に立ち寄って、読みたい本を買ってみたらいいと思います。どういう本を売っているのか書棚をみて、面白そうだなあと思える本を1冊でもいいから買ってみてください。図書館にいって探してもいいです。窓を思い切り開けましょう。
アフリカと聞いたときに、アフリカの本は何も読んだことがない、アフリカに住む人々がどういう生活をしてるかもわからない、ということでは想像力がぜんぜん働かないものです。
それでは一つの記事、一つのニュースを見ても、イメージが頭に浮かびません。テレビに映ったことしかわからなくなってしまいます。
選挙権も18歳以上に引き下げとなり、社会のさまざまなことに直接関わるようになります。その時に想像力や知識が、豊かな人と豊かでない人では、判断力に大きな差が出てくるでしょう
みなさんが立派な判断力を持つことができるようになるためにも、今からいろいろな本を読んでみてください。そして、塾生・会員生のみなさんが、毎日15分以上の本を読んでいる姿を思い浮かべながら、私も一時間に1000冊を目標に本を読んでいきます。

第3回

知識の窓を大きく広くするためには、人から話を聞いたり、いろいろな本を読んだりすることです。両親、祖父母が子どものころにはどんな日本人がいたのか。2千年前の日本人はどんな生活を送っていたのか。そのころ世界で一番大きく強い国はどこだったのか。あれも知りたい、これも知りたいとなって、どんどん知識の窓が広がっていきます。
中学、高校、大学と進むにしたがって、つき合う人も広がり、先生からもさまざまな話を聞くことができます。
政治も経済も生物も、今まで考えたこともなかったことが、どんどんわかるようになります。脳の仕組みはどうなっているのか、おなかが痛いとき、のどがはれたとき、その原因は何なのか、もわかるようになります。難しい病気が治ったとき、どれだけ治癒が難しかったかわかるので生きていることの喜びを実感できます

知識の量が増えていくほどに、自分が生きていることの喜びや幸せ、生きる苦しみについても、だんだんとわかるようになっていきます。

知識は生きる喜びにつながる

ただ、勘違いしてほしくないのは、受験勉強や試験ができるようになるために、新聞を読んだり、本を読んだりしろといっているわけではありません知識の窓が広がることが、生きている喜びも悲しみもどんどん大きく深くなっていくんです。
試験は、みんながどれだけ漢字を知っているか、どれだけ本が読めるようになったか知識を確認するものです。試験勉強はきちんとやらないといけないけれども、試験に出ることを勉強するだけではダメです。最近はそういう学生が多いようですが、これでは知識の窓はなかなか広がりません
そういう勉強だけを続けていると、日本はどうだ、世界はどうだ、これから日本はどうなっていくんだろう、と考えるよりも、成績だけ、自分のことだけしか考えなくなってしまいます。
いろいろなことを学び、考えてください。みんなで一緒に喜んだり悲しんだりすることは、とても大切でワクワク、ドキドキ、うれしいことです。

第2回

幼稚園、小学校、中学、高校と進むうちに、見えるところが徐々に広がっていきます。生まれたときは家族だけです。そこからしか情報が入ってこない。それが幼稚園や保育園に入ると、先生とか友だちとか、少し広がった窓から情報が入ってきます。
小学生になると、一つだった窓が二つ、三つになって、世界が広がっていきます。みなさんが読んでいる新聞を通して、自分の知識の窓、情報を窓を広げることができます
知識、情報の窓を広げるとはどういうことかというと、見たり聞いたりしたニュースをベースにして、自分の想像力が大きく広がっていく。ニュースを見たり聞いたりしても、頭の中で具体的なイメージができる。
非正規社員や最低賃金の問題、サウジアラビアとイランの確執、アメリカ大統領選など、日本でも世界でも、いろいろなことが起きています。経済力では数十年前まで、象のように大きいアメリカに対して、アリのようだった中国は、今や小さな象のようになってきました。

ニュースを見て想像しよう

新聞を読んでいれば、世界がどのように動いているかわかるわけです。難しい数字とかではなく、そういう動きがあるなあ、世界は広いなあ、と知ることが大事です。
日本のように、水道をひねったら飲める水が出る国なんて、世界では本当に少ないんです。アメリカだって田舎にいったら、そんなことはない。
アフリカなどでは飲み水は給水所に取りにいく。といってもきれいな水ではなく、バケツに1日おいておき、ごみやほこりが底にたまってから、上澄みの部分をすくって飲んでいる。その水で赤ちゃんのミルクを作るから、病気にかかって死ぬことが多いんです。世界にはそういう人々が何億人もいます。日本の人口の何倍もいるんです。
そういうことも新聞を読む人たちはわかるようになる
。ところが新聞を読んだり、ニュースを見たりしないと、知識の窓は大きくならない。世界で何が起こっているのか、悲しいこともうれしいことも、小さな世界のことしか、わからなくなってしまいます。

第1回

グローバルというのは英語をしゃべることができるとか、アメリカ人や中国人とおつきあいすることだけではありません。
みなさんの洋服や、食べ物は、日本だけで作っているものなんてほとんどありません。今の地球上には約72億人の人間が住んでいて、直接の付き合いはなくても、世界のあちこちの人々との交流や貿易、お互いの助け合いで、いろいろなものができているものなんです
400年ほど前に始まった鎖国時代のように、自分の地域や国だけで生活しているわけじゃありません。自分がグローバルだと知らないだけで、日本人のすべての人がすでにグローバルになっています。自然に世界のあちこちの人々と一緒になって、世界の人々が生活できるようになる。それがグローバルというんです
みなさんはどんどん知識を身につけて、いろいろな情報を得て、アメリカとも中国ともロシアとも、いろいろな国と仲良くする。それでお互いに助け合って、洋服を作ったり、食べ物を作ったりする。そして足りないところには、あまっているところから輸出する。日本が足りないものは、アメリカや中国、アジアのいろいろな国から買う。
そうやって輸入、輸出することで、その商品や量がどんどん広がって、大きくなっていく。これがグローバリゼーションが徐々に進化し、広く深くなっていくことです。

地球を一つの村と考えよう

そして今、地球を一つの村として、地球全体を考えないといけなくなってきました。空気一つとっても地球上をまわっているので、日本だけ空気がいいということはないんです。中国だけ空気が悪いということもないんです。風が吹いていますから。
風は東の方に流れてきて日本にくるその風は当然、アメリカにもヨーロッパにもいく。風にはスタート地点があるわけではなくて、ぐるぐる地球をまわっている。太陽の光も水もそうです。降った雨は蒸発して空に上がって、またあちこちに雨として落ちてくる風も水もとっくの昔からグローバリゼーションになっています

▲pagetop

教室のホームページに掲載されている全ての画像、文章のデータについて、 無断転用・無断転載をお断りいたします。